表現の仕方は、自由を超えて無限 ブルーピリオド/漫画紹介 リンユーの東伏見日記vol.12

 

こんにちは、リンユーです!

今日はおすすめの漫画紹介をしたいと思います!

現在「月刊アフタヌーン」似て連載中、山口つばさ先生の「ブルーピリオド」です!

ワールドカップとアニメ化で、人気爆発したサッカー漫画…ではありません!同じく「ブルー」の文字が題名に入っていますが、それは「ブルーロック」です!

こちらは絵画、美術をテーマにした漫画となっております!マガジン系列のアプリ、マガポケでも読むことができます!それでは「ブルーピリオド」の魅力を是非みなさんにお伝えしたいと思います!以下、ネタバレを含みます。

ブルーピリオドってどんな漫画?

ブルーロックは、絵画に全く興味のなかった主人公、矢口八虎が美大の最難関校である東京芸大を志し、普通の受験とは一風変わった美大受験に挑むというストーリーの漫画です。

2021年にテレビアニメも放映されました!

主人公の矢口八虎はとにかくイケイケ、人生何事もうまくこなすぜ!見ないな人物だったのですが、美大受験に苦しみ、その先、東京芸大編では「表現の難しさ」に苦しんでいきます。

絵画、美大受験というなかなか普通に生きていると遭遇しないテーマですが、ご安心ください!八虎が全く絵がわからない状態から東京芸大を目指す物語だけあって、我々読者の疑問を見事なまでに回収、解説してくれます。この漫画を一冊でも読めば、みなさんも近くにある鉛筆を手に取って絵を描いてみたくなること間違いなし!です

ブルーピリオドの魅力

ブルーピリオドの魅力は、「自分のクリエイター魂が揺さぶられる」ところにあります。

主人公の八虎は最初、全く絵に興味のなかった高校生、それが美大を目指すわけですから、それはもうさまざまな苦難に直面します。

絵が一切描けない、テーマがありきたりに感じるなどなど…そうした困難を、周りの人に助けられながら乗り越えて行くのですが、そこでもう、クリエイター魂が揺さぶられるわけですよ!!

僕自身、大学時代ダンスをやっていたり、映像を撮っていたり、今こうやって文章を書いてみたり、何かクリエイティブでいたいとは常に感じているんですが、本気で向き合っている人の熱さを感じます。

道に迷ったら、一度周りを見渡して、空気を吸って、そして全力で頑張る。そんな八虎に感化される方はきっと少なくないはずです。

 

二つ目の魅力は作中の絵画のリアリティにあります!この漫画、絵画をテーマにしているんですが、登場人物たちの作品が作者1人の手によるものではないんですね。さまざまな方の絵が提供されています。登場人物の気持ちになって、自分も一緒に制作しているような気になって、そして出来上がった絵も楽しめる、そんな作品がこのブルーピリオドなわけです。

表現方法は無限

先述したように、僕はダンスをやっています。さらに映画を見るのや、音楽を聴くのも趣味です。でも、美術の世界ってすごいなー、と改めてブルーピリオドを見て感じました。

表現方法の枠の広さが段違いなんですよね。

この漫画内だけでも、いきなり紙を破いてみたり、レゴブロック出待ちを表現してみたり…

美術はよくわからない、と思っていましたが、そこに意図が有ればちゃんと作品になるんですね。

ダンス、文章、映像…決まった枠にとらわれないクリエイターになるには、もっともっとさまざまなものに触れて、感性を磨かないとなあと感じます。

まとめ

いかがでしたか?

本当に面白い漫画です、ブルーピリオド。

配信アプリでももちろんいいですが、やはり絵画がテーマの作品ですので、単行本版を買うのも味があっていいと思います。

それでは最後に、ブルーピリオドの名言を添えて今日はお別れとしましょう。

「あなたが青く見えるなら、りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」 森まる