敬語と方言って、相性悪くね? 魅惑の和歌山弁 リンユーの東伏見日記vol.4

皆さん、こんばんは

本日も東伏見の家からお届けします。リンユーです。

さて、本日の話は東伏見の話…ではなくて、僕の実家の方言の話です。

僕の実家は和歌山県なんですが、和歌山県は結構方言のきつい地方です。ザ行の言えないおばあちゃん、月曜日の某番組で見たことがあると言う方もいるのではないでしょうか?

その中でも特徴的なのが、「敬語がない」ってことなんです。え?と思った方もいることでしょう。もちろん、接客などの時は丁寧な言葉を使います。です、ます調がないわけでもありません。なので、より詳細に言うと、「敬語がきっちりと確立されていない」方言なんです。

この間、久々に和歌山に帰ってびっくりしました。銀行の人の喋り方が、全然敬語じゃない!

「〜なんで」とか「〜できやんので」とか平気で言います。(ちなみに和歌山の人は〜できない、と言うことをできやん、と言います。これは関西の中でも和歌山だけの方言で、僕は東京で関西出身者に死ぬほどバカにされました。)

もちろん、その銀行員さんに悪気があるわけではないし、それにイラつくこともありません。なんなら昔は銀行の人の言葉は綺麗な標準語の言葉遣いだと思っていたぐらいなので、東京、標準語への慣れってすごいなあと思うばかりです。

このような日本国内の言葉の壁をわかってくれる人なら良いのですが、特にずっと東京に住んでいる人にはなかなか理解され難い物です。

僕も4年間、バイトをしていたのですがいくら気をつけても「敬語が変」と突っ込まれることがありました。明日から4月、新生活!と言うことで関西出身の方に一つだけ、どうしても覚えていてほしいことがあります。

それは「でしょ」は敬語じゃない!と言うことです。僕ら関西人は、砕けた話し方をする時は「〜やろ」と言います。「でしょ」は「です」の疑問形だから、丁寧な言葉だと思ってるんです!これ、僕結構な人に俺には良いけど〜的なことを言われ頭の中が?マークでいっぱいになりました。

方言が染み付いた人ほど、敬語とは相性が悪い物だなあと感じた話でした。

学校の授業に標準語とかあれば良いのに

と言うことで、1人でも多くの上京した人が救われますようにた東京のど真ん中東伏見から祈りを込めて、今日はことあたりで失礼します